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アマルフィ海岸の街歩き⑨ ヴィエトリ・スル・マーレ [旅行]



アマルフィでは海に入っている人がいました。まさか10月末で海に入れるとは。こんな綺麗なビーチでのんびりするプランも良かったのですが、結局慌ただしく移動しまくっていました。

今度は、アマルフィ発サレルノ行きのバスに乗る。サレルノ行きのバス停はバスターミナルの真中辺り。ラヴェッロ行きの乗り場とは違うので注意。地球の歩き方には載ってないんですが、海岸通りの海を背にして右側にもバス停がありました。


車窓から見るパノラマの景色は、「葉山とは(なぜ葉山!?)スケールが違うね」 と旦那と話す。かなり揺れるので酔って大変だった、と言う人の話も聞いていたけど、私は少し酔ったくらいで、旦那は大丈夫でした。シーズン中など座れない場合はキツイかも。

目的のヴィエトリ・スル・マーレまでは1時間くらい。サレルノの手前の街です。ヴィエトリ・スル・マーレのバス停は2カ所あって、私達はヴィエトリの道路標識が見えてから初めのバス停で降りました。




ヴィエトリ・スル・マーレは陶器の街。街のあらゆる建物は陶器タイルで装飾されていて、陶器のお店が建ち並んでいます。


この真中の通りから次のバス停までの通り沿いに、陶器のお店が軒を連ねています。20店舗くらいあったかなぁ・・




ところが、ヴィエトリに到着した2時頃はちょうどお昼休みだったらしく、陶器のお店が閉まっていて街が寂しい雰囲気。

取りあえず遅いランチにすることにしました。パブみたいな所で軽食を。B級グルメもなかなか美味しい♪ 



陶器のタイルで装飾された建物。SOLIMENE
アマルフィ方面から来て、ヴィエトリ2つ目のバス停はこの前です。




建物の壁や、前の道路にも陶器のタイルがはめ込まれています。
ここはお昼休みはないみたいなので入ってみたのですが、中は工房のようで、職人さんが黙々と絵付けなどの作業をしている。とにかく広いスペースに、これから出荷するんだろう大量の陶器が雑然と置かれている。その中からいくつか購入させてもらったのですが、もしかしたらこの店は雰囲気的に業者さん向けだったのかもしれない!?

3時半頃からポツポツとお店が開店し始めて・・ SOLIMENEともう1店舗で買ったのがこちらです。



もっとたくさん買って帰りたかったけど、これが限度でした・・ ポジターノで見た黒い柄も欲しかったなぁ・・とか、後から後悔してしまうのが私の悪い性格。

ヴィエトリ陶器は何色も色違いで揃っているものが多いから選べるのが楽しいんです。これもヴィエトリ陶器?と思えるような絵付けの陶器もあって、もっと絵柄が精密なものは高価だったりするんですよ。



どうですか? このうち一部はお土産です^^

帰りのバスの時間をチェックしておいて、アマルフィに戻りました。バスの外はもう真っ暗です。帰りの車内では、初めて乗車券の検札がありました。ズルは出来ませんね^^ 

☆次は、アマルフィでの夕食をお伝えします。(まだ終わらないの?とお思いですよね。ごめんなさい・・ ざざっと見て下さい・・)


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アマルフィ海岸の街歩き⑧ ラヴェッロ [旅行]


アマルフィ散策は明日にして、この日は朝からラヴェッロへ日帰り観光をしに行くことに。ラヴェッロは、アマルフィからバスで山道を登ること30分、標高350mの天空の街です。

上の写真に写っている赤いオープンバスに乗りたかったのですが、10時出発まで待てず、いつものSITA社のバスに乗りました。前にもご紹介した 「UNICO COSTIERA 」 のバスカードが使えます。このバスカード、アマルフィではバスターミナル前の黄色いバールで売っています。ラヴェッロ行きのバス停は、海を背にしてバスターミナルの一番右側です。

ソレントーポジターノーアマルフィの道より更に細い道を登って行く。車窓から見るの山に建つ家々を見るのが楽しい。ラヴェッロに到着したのがわからなくて、バスの運転手さんに降りないのかと聞かれた。教えてもらって良かった。


バス停からの眺め。絶景でした!! バス停の側にこの景色が眺められるお店があって、ここでお茶をするのも気持ち良かっただろうな。


ラヴェッロに朝の9時半頃到着。昨日の日中のポジターノを思って薄着で来たら、とても寒い!! 山の上は気候が違うんですね。上着を持ってくるんだった。



あちらこちらで農家も見られる。


徐々に温かくなってきた。







ドゥオモからヴィラ・チンブローネに行くまでの小道にあるここの雑貨屋さんは、観光客向けのお土産屋さんではなく、セレクトショップといった感じのかわいいお店。

アマルフィ地方のならではの柄の陶器ではなく、作家さんの陶器などが売られていました。カフェも併設されていましたよ。




バスカードはローマ通りのタバッキ(売店)に売ってます。





ここがラヴェッロの中心となるドゥモオ前の広場。





ドゥモオ前のバールのテラスでティータイム。

これは多分、パスティッチョットという名のドルチェ。下調べしてあったの^^ バールのショーウインドウに並べられているドルチェの中で、「チェリー&クリーム?」 と尋ねてそれを頂いた。

これが、中に入っているチェリーの甘酸っぱさとカスタードがマッチしてとっても美味しくて感動してしまった。日本に持って帰りたい。


ラヴェッロは緑が多くて、洗練されていて美しい街でした。アマルフィやポジターノでは海に入っている人もいるというのに、ラヴェッロでは所々紅葉もしていて秋を感じました。私が訪れた時は観光客も少なかったので、静かで落ち着ける雰囲気。「ヴィラ・チンブローネ」や 「ヴィラ・ルーフォロ」 など海岸を一望できる庭園に入れば良かったと少し後悔しています(^^;) 

帰りのアマルフィ行きのバスに乗車中、バス停でない場所で停車したかと思ったら、運転手さんがパンを買いに行っていたらしく、かじりながら帰ってきました。再び停車したと思ったら、今度は路駐してある自分の車にそのパンを置きに行っていたのです!! ある方のアマルフィ旅行記に、「バスの運転手さんがバスを降りたと思ったら伸びをしていた」 と書いてあったのを読んでいたのですが、同じような出来事がありましたね^^

旦那も 「本当はそのくらいでいいだよな」 と言ってました。日本みたいに、時間に追われながらピリピリ働くってことはないんだろうな。そう言いながらも残業続きの旦那です(^^;)

☆次は陶器の街、ヴィエトリ・スル・マーレをご紹介します。

 
タグ:イタリア
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アマルフィ海岸の街歩き⑦ アマルフィの朝 [旅行]


4日目の朝。お部屋のバルコニーからの朝焼けです。




カーテンや木の扉を開いて、ガラス窓だけで眠り、空が明るくなってきたら目を覚ます。そんな朝が続きました。









「ホテル アウロラ」 は、一番高い 「シービュールーム」 にしたので、ポジターノのホテルと同じくらいの料金。

ちょっと寮の屋上のような大きなバルコニーだけど、目の前に大きな海と、海の左にアマルフィの街並みが少し望めます。

お隣のバルコニーは丸見えで、花壇を飛び越えれば簡単に行けそう・・





朝食です。アマルフィでもパンを焼く香りがしました^^

朝食の内容はポジターノのホテルよりは質素だけど、景色が素晴らしくて、空気も爽やかで、とっても気分の良い朝食でした♪






カプチーノはココアが振ってあった^^

ここのホテルでは2泊したのですが、2泊目にはポジターノで食べたレモンケーキが登場しました。ここのはクリームが多くて、ここのも好きだったなぁ・・


朝食のテラスから見た風景。南イタリアで散歩していたワンちゃんは、皆繋がれていなかった。だけど吠えたりしないんです。ストレスが溜まらないからなのかな。


ホテルのお隣のお家のワンちゃん。ずーっとどこかを眺めていた。

朝食を食べる場所は、屋根があるテラスになっています。滞在中は温かかったので、希望だったテラスで朝食が食べられて本当に良かったです。アマルフィ海岸へのフェリーは9月までの運行なので、10月はシーズンオフになると思うのですが、11月からはお休みに入るホテルも多いみたいなんです。夜は寒かったけど、日中はまだ辛うじて温かいし、ギリギリの時期に伺ったのかなぁと思います。

☆次は、アマルフィではなくて、ラヴェッロをご紹介します。
タグ:イタリア
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アマルフィ海岸の街歩き⑥ アマルフィに到着・夕食 [旅行]


ポジターノからバスで1時間ほどで終点、アマルフィに到着。ポジターノは高級なリゾート地なのに対して、アマルフィは庶民的な港町。






ここがアマルフィの中心となるドゥオーモ前の広場。

ポジターノ同様夕方は日が陰ると何だか寂しい感じがしました。急に寒くなってきたし、この日はポジターノで歩き疲れたので、ホテルで休むことにしました。





2時間くらい寝てしまったかも^^ 元気を取り戻して出かけます。この夜は特に寒かったです。セーターにダウンを着ていました。日本より昼と夜の気温差が激しいのですね。

← 夜になるとライトアップされる幻想的な小道。



暗い所はいつもピンボケです(^^;)

アマルフィ、初めてのディナーは、「マリーナ・グランデ」

海岸の真中に建つレストラン。船をイメージしているのかしら・・


テラスが良かったんだけど、風が強くて室内になりました。スタイリッシュな雰囲気が伝わるかしら。バブルの頃の横浜の海の見えるレストランを思わせる。


まぁ!! 上品!! 今までドンって感じの料理が多かったんで、ちょっと新鮮で嬉しい。鮪に胡麻をつけて揚げたもの(ミディアムレア)と、鮪とサーモンのカルパッチョみたいなもの。


イタリアでは同じお皿を複数で突っつくことや、お皿を交換し合うのがマナー違反だと聞いていましたが、カジュアルな店だしいいかな、と思ってやってしまっていました。お店の方は前菜は1つの注文だと、シェアするんだろうと解ってくれたのですが、パスタやメインが1つずつだと、「あなたがパスタで、あなたが魚ね」 と言った感じで分けられました。

ここのお店は旅行中に伺ったお店の中ではやや高級な雰囲気があったので、「シェアしたい」 旨を伝えておきました。そうしたら、1つのパスタを2つに分けてサービスしてくれたのです!!

これはラビオリ。モッツアレラチーズが入っていました。大粒のアサリのスープも美味しくて、上にカリカリっとした何かアクセントになっています。最近、野菜をあまり食べてなかった気がしたので、ズッキーニが入っていて嬉しかったです。赤と緑と黄色で色鮮やか^^




次の料理。

ん!? と思ったら、取り皿にバルサミコ酢でペインティングをしてくれていたんです!! こうゆう心使い嬉しいです♪


そろそろお肉が食べたい気分。ステーキです。これが柔らかくてビックリ。日本でこんな大きなステーキ食べたら高いんじゃないかな。ステーキの上にはなんと、ドライトマトとパン粉を混ぜたものとチーズが乗っていて、爽やかな酸味と甘みと焼いてある香ばしさが美味しいんです。そして、下にはレタス!? これも緑の野菜不足の私達には嬉しい。野菜があると、そして目にも美しいと食欲が増しますね。

良いお店でした!! でも、シーズンオフだったからか、他にお客が2・3組しかいませんでしたけどね^^



またまたピンボケ。ビーチからホテルまでは、海岸沿いを西に10分ほど歩きます。旦那はポジターノのホテルと同じくらいの遠さと言っているけど、私はこちらの方がやや苦痛に感じたのですが・・ 人それぞれ感覚が違いますからね^^ 


アマルフィでのホテルは、「ホテル アウロラ」
スタンダードなクラスのホテルです。ポジターノのホテルが素敵過ぎて、初めちょっとガッカリしてしまったんですが、翌朝のパノラマシービューを見たら、テンションが上がってきました^^

☆次は、「ホテル アウロラ」 の朝の風景をご紹介します。(長くなりそうでごめんなさい。ざっくり読んで下さいね。)


タグ:イタリア
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アマルフィ海岸の街歩き⑤ ポジターノ散歩とランチ [旅行]


海へと続く急な斜面に色とりどりの家々が軒を連ねるポジターノ。


家々の間には、ショートカット出来る急な階段があり、その小道歩きが楽しい。











気温は20℃ちょっとあったのかな。日中は暑いくらいでした。リゾート地らしく、観光客の方はTシャツ短パンや、キャミソールワンピース姿。私はさすがに10月末だしと思って、そんな服は用意してなかったんです。私みたいにタイツなんて履いている人はいなかった(^^;)




このワンちゃん、背中がかゆかったのか、ずっと仰向けでバタバタさせていました(笑)





ポジターノでのランチは、昨晩比較的お客で賑わっていた 「シェ・ブラック」

ビーチの真中に建つ1Fのレストラン。


午前中たくさん歩いたんで、昼からビール♪ 
珍しく12時前にお店に入れてくれたんですが、注文してからしばらくしてから食材が到着。結局40分後くらいに料理が出てきた。何も焦っている様子はないし、これがイタリア時間なのですね^^




昨晩は貝尽くしだったんで、今日こそ魚が食べたい!! 

sea bass→電子手帳で調べて、鱸ねOK。




「ソースのスパゲッティ」 とメニューに書いてあったけど、ジェノベーゼのソースだったみたい。


この後、後ろ髪を引かれる思いで、ポジターノを後にしました。
ソレントからポジターノに来た同じバスの路線で、アマルフィまで向かいます。私達は、ソレントで買った24時間有効のバスカードを使ってしまいましたが、ポジターノではホテルマリンカントの前のガソリンスタンドでバスカードが買えると聞いていましたよ。

それと、ポジターノではドイツバンクで外貨両替が出来ました。ソレントのホテルよりレートは良かったです。ドイツバンクはコロンボ通りの坂の下の方にあったと思います。

☆次は、アマルフィの夕食の様子をご紹介します。
タグ:イタリア
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